【初心者必見!】AIイラストのプロンプトの仕組みと構文をわかりやすく解説(Stable Diffusion)

とうや【AIイラストLab.】
16 Sept 202311:26

TLDRこの動画では、AIイラスト制作におけるプロンプトの仕組みと構文について解説しています。プロンプトはテキストを画像に変換する鍵であり、その順番やブレイクの使い方、重複やウェイトの設定が画像生成に影響します。また、特殊構文やネガティブプロンプト、エンベリングの活用方法も紹介されています。これらの技術を駆使することで、より高精度のAIイラストを作成することが可能になります。

Takeaways

  • 😀 AIイラストのプロンプトは、テキストを入力して画像を生成するための基本的な要素です。
  • 🔍 プロンプトはテキストエンコーダーでベクトルに変換され、画像生成のための数値に置き換えられます。
  • 🎨 画像生成プロセスでは、プロンプトの各要素(トークン)が画像と比較され、類似度に基づいてノイズが除去されます。
  • ✂️ プロンプトの順番は原理的には画像生成に影響しないが、ブレイクを使用することで処理単位を分ける効果があります。
  • 🌐 画像に類似する要素が複数存在する場合、プロンプトが混ざりやすい傾向があります。
  • 🔄 同じプロンプトを繰り返すか、ウェイトを設定することで、特定の要素を強調して画像に反映させやすくなります。
  • 🔢 ウェイトは数字を用いて調整可能で、括弧を用いる特殊構文でさらに細かい調整が可能です。
  • 🚫 ネガティブプロンプトやウェイトのマイナス値を用いることで、特定の要素を画像から排除することができます。
  • 📚 エンベリングはプロンプトに特定のワードを埋め込む技術で、特にステーブルディフュージョンにおいて重要な役割を果たします。
  • 🔖 この動画では、プロンプトの仕組みや構文を通じて、AIで生成されたイラストの精度と質を高める方法が解説されています。

Q & A

  • プロンプトとは何ですか?

    -プロンプトはAI画像生成において、テキストを入力して画像を生成するための文のことです。テキストエンコーダーでベクトルに変換され、画像と比較して類似度を算出します。

  • プロンプトの順番は画像生成にどのように影響しますか?

    -原理的にはプロンプトの順番は関係ないとされていますが、ブレイクを用いることで処理の順番を変更し、出力される画像に影響を与えることができます。

  • ブレイクとは何で、どのように使いますか?

    -ブレイクはプロンプトを分割する手段で、75トークンを超えるとチャンクが増える制御ができます。プロンプトを分割することで、プロンプトが混ざりにくくなることを防ぐことができます。

  • プロンプトが混ざりやすい理由は何ですか?

    -画像の中に類似する要素が存在する場合、プロンプトの類似度が高くなるため、それが混ざりやすい理由です。

  • プロンプトの繰り返しはどのように機能しますか?

    -プロンプトを繰り返すと、そのトークンとの比較回数が増え、画像に反映される確率が高まります。

  • ウェイトとは何で、どのように使いますか?

    -ウェイトはプロンプトの強調度合いを調整する機能で、数字を用いて設定できます。数字を1より大きく設定することで、そのプロンプトの重要性を高めることができます。

  • ネガティブプロンプトとは何ですか?

    -ネガティブプロンプトは画像に不要な要素を排除するためのプロンプトです。マイナスウェイトを用いることで、その要素の類似度を減らして画像から除外することができます。

  • エンベリングとは何ですか?

    -エンベリングはプロンプトを埋め込むことです。機械学習においては、単語や文の意味を表現するベクトル空間に配置することを意味し、プロンプトを理解する上で重要な要素です。

  • プロンプトの特殊構文にはどのようなものがありますか?

    -プロンプトにはカッコやブラケットなどによるウェイトの調整や、マイナスウェイトによる要素の排除など、特殊な構文があります。これらはプロンプトの表現力を豊かにします。

  • プロンプトの学習はどのように進めれば良いですか?

    -プロンプトの学習は、まず基本的な仕組みを理解し、次にブレイクやウェイトの調整、ネガティブプロンプトの使い方、エンベリングの重要性などを学ぶことで進めることができます。

Outlines

00:00

🖌 Understanding AI Art Prompts

This paragraph introduces the concept of prompts in AI-generated art, focusing on how they function within the Stable Diffusion system. It explains that prompts are the foundation of AI image generation, and there are techniques involved in crafting them. The video aims to demystify the prompt mechanism, including the order of prompts, the use of breaks to prevent mixing, the repetition of prompts and their weights, special syntax, and negative prompts. The goal is to provide viewers with a clear understanding of how to read and write effective prompts by the end of the video.

05:03

🔍 Deep Dive into Prompt Mechanics

The second paragraph delves into the mechanics of prompts, explaining how they are converted into vectors using a text encoder called CLIP. It discusses how the AI compares these vectors to generate images, focusing on the concept of tokens and how they influence the image generation process. The paragraph also addresses the issue of prompt mixing, which occurs when similar elements in the image lead to confusion in the AI's comparison process. Additionally, it explores the use of breaks to control the processing of prompts in chunks, preventing mixing and ensuring that each part of the prompt is clearly represented in the generated image.

10:03

📊 Advanced Prompt Techniques

The final paragraph covers advanced techniques for using prompts, such as repeating the same prompt to increase its influence on the image or using weights to emphasize certain aspects of the prompt. It introduces special syntax like brackets to adjust the weight of a prompt and negative prompts to exclude certain elements from the image. The concept of embedding, or ensembling, is also discussed, which involves using predefined words in prompts to achieve specific effects in the generated images. The paragraph concludes by summarizing the key points about prompt mechanisms and encourages viewers to share their insights and questions in the comments.

Mindmap

Keywords

プロンプト

プロンプトとは、AI画像生成においてテキストを入力し、それに応じた画像を生成するための文言です。ビデオでは、プロンプトの仕組みについて解説されており、テキストをベクトルに変換し、画像と比較して類似度を求めることで画像を生成するプロセスが説明されています。例えば、「かわいいエルフ耳の女の子」というプロンプトを入力すると、それに一致する画像が生成されるようになります。

ステーブルディフュージョン

ステーブルディフュージョンは、AI画像生成技術の一種で、テキストから画像を生成するアルゴリズムです。ビデオでは、この技術を使用してプロンプトを入力し、それに応じた画像を生成する方法が解説されています。ステーブルディフュージョンは、プロンプトをテキストエンコーダーでベクトルに変換し、そのベクトルを用いて画像を生成するプロセスを通じて、ユーザーの入力に合わせた画像を生成します。

トークン

トークンは、プロンプトを構成する文法的な要素で、AIが解釈して画像を生成する際の基本単位です。ビデオでは、プロンプトの各トークンがどのように画像生成に影響を与えるかが説明されています。例えば、「エルフ耳」というトークンは、その特徴を持つ画像を生成する際に重要となります。

ブレイク

ブレイクは、プロンプトを記述する際に使用される構文で、プロンプトを複数のチャンクに分割する機能を持ちます。ビデオでは、ブレイクを用いることで、プロンプトをより細かく制御し、画像生成においてプロンプトの混在を防ぐことができると解説されています。

ウェイト

ウェイトは、プロンプト内の特定のトークンや概念を強調するために使用される技術です。ビデオでは、数字を用いたウェイトの調整や括弧を用いた強調の方法が説明されています。ウェイトを高めることで、特定のプロンプトが画像生成においてより大きな影響力を得ることができます。

ネガティブプロンプト

ネガティブプロンプトは、画像生成において特定の要素を排除するために使用されるプロンプトのタイプです。ビデオでは、ネガティブプロンプトを使用して画像から不要な要素を除外する方法が解説されています。これは、画像生成において望ましくない特徴を抑制するのに役立ちます。

エンベリング

エンベリングは、プロンプトに特定の文脈や意味を与えるために使用される技術です。ビデオでは、エンベリングを用いたプロンプトの例として「イージーネガティブ」や「ウルザン6500」が挙げられており、これらはプロンプトとしてエンベリングされた特定の概念を表しています。

ルイ

ルイは、ビデオ内で用いられた表現で、画像とテキストの類似度合いを指しています。プロンプトの各要素が画像生成においてどれだけ反映されるかを示す指標と言えるでしょう。ビデオでは、ルイが高ければ高いほど、そのプロンプトが画像に反映される傾向があると説明されています。

ノイズ

ノイズとは、画像生成の初期段階で発生するランダムな画像データです。ビデオでは、プロンプトを用いてノイズから画像を生成するプロセスが解説されています。プロンプトと画像の類似度を比較し、類似度の高いノイズを除去することで、最終的な画像が生成されます。

チャンク

チャンクは、プロンプトを分割する単位で、通常は75トークンを1つのチャンクとして扱います。ビデオでは、ブレイクを用いることでチャンクを分割し、プロンプトをより細かく制御できると説明されています。チャンクの分割は、画像生成においてプロンプトの混在を防ぐのに役立ちます。

Highlights

初心者向けにAIイラストのプロンプトの仕組みを解説。

プロンプトはAI画像生成の基本で、テクニックが必要。

プロンプトはテキストエンコーダーでベクトルに変換される。

プロンプトの要素はトークンと呼ばれ、WEBUIで確認可能。

プロンプトの順番は原理的には画像生成に影響なし。

ブレイクを用いることでプロンプトの処理単位を分ける。

画像に類似する要素があるとプロンプトが混ざりやすい。

同じプロンプトの繰り返しやウェイト設定で反映されやすくなる。

ウェイトは数字や括弧を用いて重み付けが可能。

特殊構文としてブラケットやネガティブプロンプトの使用法。

エンベリングはプロンプトに規定のワードを記載する。

プロンプトの理解が深まることで読んだり書いたりするのに役立つ。

プロンプトの仕組みと構文を理解することでAIイラストの生成が向上。

プロンプトの順番とブレイクの使用による画像生成の違い。

プロンプトの繰り返しとウェイトの設定による画像への影響。

特殊構文やネガティブプロンプトによる要素の排除方法。

エンベリングの重要性とその実践的な活用方法。